改造物語

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【サンムーン全国ダブル】ランドロス

 showdownでぼちぼちやってたこのルールですが、このランドロスというポケモンは型が有りすぎてどのランドロスが一番良いのかというのを考えました。
 昨今では、地面Z→スカーフ→チョッキと少しずつ流行は変わり始めましたがどれも同じくらい見かけます。
 その全てのランドロスに共通している部分は
 ・物理型である。
 ・蜻蛉帰りによる威嚇サイクル
 ・馬鹿力によるガルーラやヒードランのスイープ
 ・地震による削り性能
 ・岩技でのリザードンのスイープ
 ・上からの怯み狙いの岩雪崩
 という構築パーツであると言えます。
 
 この内、リザードン意識の岩技、蜻蛉帰りによる威嚇サイクルは試合に与える影響力は大変小さいと考えており(リザードンは取り巻きで潰せるならランドロスで必ずしも見ることもないし、蜻蛉帰りは無くても困らない場面が多いため)採用を見送っても構わないと思った。
 次に、怯み狙いの岩雪崩はVGC2015時のランドロスの象徴とも言える技ですが、今回のランドロスは上述した通りリザードン(ウルガモス)を見るわけではないため岩技として打つよりは、怯み狙いでの採用と言えます。
 怯みを狙わなければ勝てない相手はもともと不利な相手ですし、そもそも上振れを期待するくらいなら切っても同じです。

 よってこの状態でランドロスの技候補は
 馬鹿力、地震、???、???となりました。

 私はハッキリ言って地面Zランドロスは強いとは思っていません。
 理由は地面技の通りが決して良いとは言えず、クレセやランドロスに簡単に透かされてしまうためです。(もっと言えばサイクル戦がメインとなるガルーラ構築に於いて、Z技は威嚇を撒かれても腐らない特殊技をZ技にするべきと思っているため)
 また、これもまた至極当然ですが上からのめざパ氷(臆病CSサンダー、控えめ霊獣ボルトロス等)や高火力(カプ・テテフ等)で簡単に倒されてしまってはお話になりません。これらへの行動保障の為にもスカーフを巻くかチョッキを着るしかありません。
 今回は岩雪崩を採用しないため無理にスカーフを巻いて小回りを効かなくするのはナンセンスなので後投げ等のプレイングも考慮してチョッキがベストだと判断。

 これまでを総合して
 ランドロス@突撃チョッキ 性格???
 馬鹿力、地震、???、???
という状況。

 よく目にするのが、ワイドガードギルガルドワイドガード+ヒードランという並び。これらに対して、これまで僕は地面Zで誤魔化して来ましたが、地面Zの採用を見送ったため、地面Zで誤魔化すことは出来ません。
 そこで目につけたのが特殊ランドの存在です。ランドロス通しの互いにダメージを与えにくい状態で優位に立てるめざ氷(ボーマンダガブリアスにも刺さる)や地面技を打ちたいが隣が浮いていないという状況を打破するための大地の力(威嚇を入れられてもH252ヒードランを乱数で飛ばせるのが魅力)を検討しました。
 火力が足りないということが多発しますが、手助けと合わせることで少し削っておけば、ピッタリ倒せるため、性格に補正を掛ける必要はなくむしろ下降補正でも事足ります(bやdを下げるのは本末転倒)
 カプ・レヒレに隙を見せないため性格は意地っ張り(ガルーラの猫と合わせれば手助け地震で落ちます)

 総括すると
 ランドロス@突撃チョッキ 意地っ張り
 馬鹿力、地震、大地の力、めざ氷

 となりました。

 飛行への打点がめざ氷しかありませんが、サンダーや霊獣ボルトロスはZ技以外はガルーラもヒードランウルガモスも耐えることが出来るため、ガルーラ構築に於いては隙を見せません。
 それ以外の飛行タイプはめざ氷で4倍取れるか、ヒードランに打点が無いかの2択なので問題ありません。